2018/1/31 本日は皆既月食で赤銅色に染まる月になるみたいです。
職業柄、赤色に染まると聞くと鼻血を連想してしまいます。
鼻血は幼児期から小学校低学年にかけてよくみられます。何回も繰り返したり、出血量が多かったりすると、夜間などは慌ててしまい不安になりがちですが、ほとんどの場合は、たちの悪い病気ではありませんので、まず落ちつく事が大切です。
鼻血を止めるためには、出血している場所を押さえる圧迫止血法が基本です。鼻の穴から約1cm入った所に小指の太さに固めた脱脂綿やタバコ状にまいたティッシュを慌てずにゆっくり入れます。そして、小鼻を外側から指で少し強めに押さえて約10分間待ちます。多少血がにじんできても、脱脂綿やティッシュを途中で交換しない事も大切です。
出血している場所を心臓より高くすると止まりやすいので座った姿勢にして、喉にまわった血は飲みこまないで外に出すようにします。
顔を上向きにすると、血が喉に流れて咳込んだり、飲みこんで気持ちが悪くなり吐いてしまう事もあるので、顔はやや下向きにしましょう。横になった場合でも、仰向けにはならないようにしましょう。