こんにちは。今日は小さなお子さんの中耳炎について少しお話を。

最近、天候も安定しないせいか風邪や中耳炎にかかるお子さんが多いです。

風邪などをきっかけに発症しやすい中耳炎ですが治るのに時間がかかり再発しやすい所も親としては気がかりなところですね。

中耳炎はバイ菌が鼻の奥の耳管を通って中耳に侵入して炎症を起こすことがほとんどです。子供は大人と比べて耳管が太く・短いため中耳炎を繰り返します。

お母さんが中耳炎かな?と疑わなくてはいけないしぐさとして乳幼児の場合では耳によく手を持っていったり、首を振っていたり、機嫌が悪いなどのしぐさは中耳炎を疑ったほうが良いです。また風邪で鼻汁を垂らしたり、鼻すすりをすような場合も中耳炎を疑ったほうが良いです。

中耳炎を防ぐには風邪を引いたときの鼻汁を多く感じたら早めに受診しましょう.中耳炎症状を軽い症状で終わらせることができます。また乳幼児は免疫力が弱いため親側は手洗いなどこまめに行い、感染を防ぐ良い環境を作るように心がけましょう。

自宅での鼻吸引も非常に良いのですが粘性の鼻汁ですと鼻の奥の鼻汁を吸い切れていないことが多いです。そのようなときは病院で吸引できますので早めに受診するようにしてください。